森のようちえん あなたとわたし
はじまりの会
本当に気持ちのいい天気の中、
森のようちえん あなたとわたし
はじまりの会を行いました。
入園式?というとちょっとカタいかな、というのと
ようちえんが開園して一番初め、本当の最初の最初ということで「はじまりの会」としました。
まずは、みんなで飾りつけから。
森の奥には大きなコブシの木があります。
ここは落葉樹が多く、この時期は森の中でも一番明るい場所。
手作りしたもしゃもしゃガーランドや、看板、木の輪切りや枯れ木や草花なんかをとってきて飾りつけ。
保護者さん同士も協力して、子どもたちも遊びながら段々いい雰囲気になってきました。
途中、せいうちが思いついて、アオキの葉っぱでみんなの名札を作りました。
これにみんな興味津々。
子どもたちも葉っぱをとってきて、自分で枝を探して思い思いに葉っぱに描いていしました。
名札も「これはだれ?」としきりに聞いて、自分のもの、ここは自分の場所なんだ、という意識ができたように感じとれました。
いよいよはじまりの会、ということで歌を歌おう!
と、急ごしらえで練習したウクレレに合わせ、
みんなで「幸せなら手を叩こう」や「ふうせんのうた」をうたいました。
そしてあなたとわたしのテーマソング「大きな栗の木の下で」。
(「あなたとわたし」はこの歌の一節からとっています。)
歌を歌ったら、ここはようちえんなんだよ、というお話をみんなにしました。
少人数だからこそ、形式ばらず、お互いに話をしながら、笑いあったりして、この森が自分の、自分たちの場所なんだということをなんとなく分かってくれていたようでした。
「ようちえんは行きたくない!」と言っていたという子も、真剣に話を聴いてくれて、最後は大きくうなづいていました。
保護者さんお手製のブローチが付いたツタ冠の贈呈と、みんなが森の中で拾った宝物のを入れられるさまりー手作りのバッグをプレゼントしました。
(大きなコブシの木の枝を削ったものを留め具に使っています。)
その後は記念撮影して、普段の遊びへ。
土を掘ってみたり、どろんこしたり、竹を一人で初めから最後までノコギリで切りきったり、初めてのノコギリに挑戦してみたり、ちっちゃ~~~いしゃくとり虫を見つけたり、おにごっこしたり、手の大きさを比べ合ったり、工事の音がライオンやトラの鳴き声に聞こえて、森の中を探してみたり、、
(こんな羅列するだけでは表せない、一つ一つに心の機微があり、成長があり、関わりがあります。)
と、もうこの場所に慣れて、自分らしく過ごしている姿に、園のはじまりと、これからの森での日常を想像し、名状しがたい感慨を覚えました。
いよいよです。
森のようちえん あなたとわたし の
はじまり はじまり
あなたとわたし
大きな栗の木の下で
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